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大竹すすむ 個人演説会 古村一雄県議の挨拶(青森市)(2015/6/2)
『現職知事は政治家ではない』
こんばんは、古村一雄です。大竹さんと、浪岡という所で縁があって、大竹選対の事務局長を勤めることになって、今、戦っています。
というのは、私は、浪岡だけの選挙しかわからなくて、青森で選挙カーを走らしても、わかりやすく言えば堤川からあっちの方へ行ったことがない。せいぜい県庁の前で、がなり立てるぐらいで、ほとんどは浪岡だけで、こんな選挙は経験ありません。
そういうことで今回大竹さんの、知事選挙を戦って、自分の身に余る戦いだと、そう思っています。青森県は実に広い。そして、知事選挙と言うのは、たくさんの仕事が、あまりにも多すぎて、まず、手に余ってしまう。しかも、今回の知事選挙は、私ども、無党派言われる党派に所属していない人たちが、選対本部で、いろんな人事をしたり、お手伝いをしています。
したがって、選挙技術については、候補者の大竹さんをも含めて全く素人です。
早いうちから、なんとしてでも、青森県を変えなければならないということで候補者の選考作業を行ってきました。そして去年の10月中旬、大竹さんは決断をして名乗りを上げます。
昨年中に、そして遅くとも1月までには、すべての下準備、ポスターとかチラシとか、そういうものイッサイガッサイ準備を完了して、2月3月4月5月、大竹さんの名前を全県的に広めよう、そして、前哨戦として県議選、市町村議選、そういう地方自治選挙を戦って、最後、大竹さんの知事選挙で決着をつけよう、そういう思いで計画を立てて、議論してまいりましたが、やはり、私どもの1番の悩みであります公職選挙法を理解出来ていないことがあまりにも多くありまして、議論をするたびに、最初に出てくる言葉は、これは選挙違反に当たらないのか?
ここから選挙が始まってます。大竹せんせいも、ほとんど、公職選挙法は熟知していませんので、古村さんこれでいいのほんとに、とまずこういうことから多くの時間を費やしてきたのではないかと思います。
ただ、そのことによって今まで市民運動に没頭していた方、そういう方も徐々に選挙活動に手慣れて、ひたむきに、今、大竹先生の知事当選に向けてがんばっている。
あまりにもがむしゃらでがんばるもんですから、私にしてみれは、結果はどうなるのか、その結果によっては、このひたむきに活動しておられる方々は大きな失望のどん底に陥るのではないか、むしろそういう心配なんかもせざるを得ない、そういう思いであります。
青森県は広いと言いましたが、本当に広い、17日間県内を回るといっても、大竹先生は、告示前に旧67市町村を全部回ろうと言うことで何とかそれは達成します。しかしながら、達成はしたものの、ほとんど、点、であったのではないか、とそう思っています。
私どもは大竹先生が、活動をし、お話を聞いた方々からは、大竹さんのお話はハッキリしてわかりやすい、こういう方を知事にしたい、こういう声をたくさん聴いています。そして、告示になってからも、ほとんど午前中ではありますけれども、頑張ってください、あるいは、葉書をいただいた、応援します、こういうお電話を、ありがたくもいただいて、疲れてはいますけれども、こういう励ましで、なんとか今現在も、戦うことができています。
しかしながら、70年近く続いた保守自民党の県政が一貫して築いてきたこの政治、県政を打ち破ると言うのは至難の業だという思いをしています。壁は厚い。簡単に突き崩す事は、至難の業。これが正直いって、今現在の私の実感があります。大竹さんの知名度を上げたい。大竹さんのお話をもっと多くの県民の方々に聞いていただきたい。
そう思いながらも、残されている時間はあと4日間になってしまいました。
でも、ここでくじけずに残された四日間を、私どもは今、県都青森市を中心にしながら、大竹さんが得票、集票しやすい津軽に集中して戦うことにしています。
大竹さんは、今日初めて自分の医院のある浪岡で街頭演説をこなしました。浪岡を後回しにして、今日初めてお話をして回ったのですが、ことのほか大竹さんに支援、応援の声がかけられて、ほっとしているところであります。まだまだいける。と、実感をしています。
今まで知事選を、私どもは幾度と無く戦って参りました。今回の知事選挙は県民が選ぶ選挙制度になってから19回目の知事選挙であります。また、一対1の一騎打ちで戦う知事選挙は、36年ぶりの一騎打ちの選挙であります。金沢弁護士さんの選挙では、私どもは、反核燃をかかげて、激しく闘い、そーゆー機会を大きくしました。それ以降反原発反核燃を掲げて、幾度となく戦って参りました。ときには労働組合の代表をおしたてたこともありましたし、平野さん、大下さんも闘いました。ときには共産党が公認候補として戦いに加わったこともありました。供託金を没収されたり、ひどい工面をしなければならない時もありました。
今、19回目の一騎打ちの戦いであります。争点は明確であります。にもかかわらず、投票率は前回の41パーセントを切って30パーセントになるのではないか、が大方の見方であります。なぜこうなるのでしょうか。
私は今、三村知事に激しい憤りを感じています。3期12年間知事をやり、今現在、知事職にある三村さん、なぜ挑戦者が、原発はいらない核燃は要らないと訴え、戦争は嫌だ、すべきではないとそう言っているのにもかかわらず、現職の知事が、答えようとしないのでしょうか。
県民の暮らしと命を守るべき知事が、なぜ、これは国策だからと言って、つれないのでしょうか。
私は、三村さんはこれだけ悪賢い人だとは思いませんでした。戦争立法ができて、自衛隊が戦地に赴けば、県民の子供さんやお孫さんが辛い目にあう、殺されるかもわからない、そういう今、事態の時に、なぜ三村さんは、大竹さんの問いに対して答えないのでしょうか。私は、三村さんは政治家ではない、とそう思っています。
皆さんどうか今回の選挙は、今までにない新たに戦争を準備する日本が再び十分な反省をしないままに、自衛隊を戦地に派遣していく、そう言う瀬戸際の時の全国で初めての知事選挙であります。
私は、そんなに結果を気にする方ではありません。泣きたくないなら、落選したくないなら選挙に出なければ落選することもありません。しかし落選しようが当選しようが、戦わなければならない時は、闘わなければならないと思っています。
今回の大竹先生のこの決断には私どもは大いにに敬意を表して、大竹さんは死に物狂いで戦っている、姿、これを無駄にはしない。そう心に決めています。
どうぞ皆さん、大変厳しい、という一言では片付けられない選挙ではありますけれども、大竹さんのこの真っ黒に日焼けをしたお顔をぜひご覧になって、どれだけ県民に丁寧に、街頭で、夜はこうして個人演説会で自分の力の限りを尽くして訴えてきているかを、このことに思いを馳せていただいて、6月7日の投票日まで、それぞれ、隣に、お友達に、ご親戚に、声をかけていただいて、投票率は私どもが上げていくのだ、そういう思いで知事選に取り組んでいただければと思っています。
決してこの知事選挙を無駄にすることはありません。皆さんの力で私どもは必ず勝利する。その希望を今回の選挙で、ぜひとも、見つけ出す。負けても負けても私どもは戦って行きます。今回こそ、そのチャンスだと私は思っています。そのためには、三村さんの、低い投票率でも勝てばいい、というこういう知事はやめさせなければなりません。こういう知事はもういりません。自分は知事になりたくて知事になって、知事になったらそのまま知事に居座り続けたい、3期12年やっても、だめなものは4期やって果たして県民の暮らしのささえとなるでしょうか。彼は5期を望んでいると思います。なんとしても私どもは、今回の戦いで楔を打って、私どもの命と暮らしを守る戦いに希望を見つけ出す、そのことをみなさんにお願いをして、主催者としての話にはならないとは思いますが、私の思い、そして大竹さんが決断した思いに代えさせて、お話を終わらせていただきたいと思います。〈了〉